不動産営業に必要とされる知識・スキル・資格

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ひと口に不動産営業と言っても、投資用不動産営業・賃貸営業などさまざまな種類があり、必要とされる知識もそれぞれ異なります。しかし、どの営業職であっても一定の不動産知識を身につけておいたほうが良いことはたしかです。ここでは、習得しておきたい知識や資格についてまとめてみましたので、参考にしてください。

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株式会社ランドネットは中古不動産の買取販売、買取り後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理を主な事業とする、東証スタンダード市場に上場している不動産会社です(2021年7月21日上場)。
まったくの未経験者でも不動産営業として活躍できる土壌を提供しながら「稼げる」以上の、そして将来にわたる自己実現を社員全員が達成できる体制を構築しています。

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不動産営業に必要とされる知識・資格

宅地建物取引士

宅地建物取引士は宅建士とも呼ばれる資格で、国土交通省が認定する国家資格のひとつ。不動産関連知識および不動産売買に関する法律知識に精通した、不動産取引の専門家であることを証明するものです。

宅地建物取引士の資格を取得することで、「重要事項の説明」「35条書面（重要事項書面）への記名」「37条書面への記名」といった独占業務を取り扱うことができるようになるため、不動産業界では定番かつ重宝される資格です。

認定不動産コンサルティングマスター

認定不動産コンサルティングマスターとは、不動産を有効活用するためのコンサルティング技術・知識を学ぶための資格。

国土交通省の登録を受けた公益財団法人不動産流通推進センターが行っている民間資格ですが、宅地建物取引士・不動産鑑定士・一級建築士のいずれかの資格を持ち、かつ実務経験5年以上であることが受験資格であるなど、比較的難易度の高い資格となっています。

FP（ファイナンシャルプランナー）

FP（ファイナンシャルプランナー）とは、NPO法人日本FP協会と一般社団法人金融財政事情研究会が実施している国家資格。正式名称はファイナンシャル・プランニング技能士（FP技能士）であり、FP技能士3～1級が国家資格、AFP・CFPは民間資格となります。

不動産はもちろん、金融・住宅ローン・保険・年金・税制といったお金に関する知識を幅広く学ぶ必要があり、不動産業界以外でも重宝される資格となっています。

簿記

簿記とは、企業における経営活動・営業取引といった記録を行う技術です。この技術の習熟度を明らかにするのが日商簿記検定試験であり、日本商工会議所および各地の商工会議所が主催しています。

日商簿記検定には1～3級と簿記初級・原価計算初級があり、入門レベルとされているのが3級です。誰でも受験することができ、独学でも合格を目指せます。

建築士

建築士法によって定められた国家資格のひとつである建築士は、建物の設計・工事監理を行うのに必要な資格です。建築士には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3種類があり、取得した資格によって取り扱い可能な業務範囲が異なります。

建築士の資格を取得することで、ハウスメーカー・設計事務所・建設会社・ゼネコンなど、活躍の場を広げることも可能です。

建築施工管理技士

建設業法に定められた国家資格で、取得することで建築現場での監督業務を行うことが可能となります。建築現場ではさまざまな業者との連携が必要となり、それを管理する専門職が必要です。それが、建築施工管理技士の仕事となります。

工事の工程表作成、専門工事業者への指示出し、品質管理などを担当し、建物が無事に建築できるよう現場のまとめ役として活躍します。

マンションリフォームマネージャー（MRM）

マンションのリフォームを希望するお客様に対し、プランの作成や提案、設計、施工管理などを行うのがマンションリフォームマネージャー。平成4年に創設された民間資格で、令和5年度の合格者は70名となっています（合格率29.4％）。

この専門資格を取得することで、個人のお客様はもちろんマンション管理組合の相談役・アドバイザーとしても活躍可能。試験には学科試験と設計製図試験があり、専門的な知識が問われます。

賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士とは、賃貸アパート・マンションといった賃貸物件に関する知識を持った専門家。2021年より、国家資格として認められています。

賃貸不動産経営管理士の主な業務は、賃貸借契約後のトラブル対応や設備の維持管理など。物件の入居者が安心して生活できるよう、物件所有者が資産を有効活用できるようサポートを行います。

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現役不動産営業からのアドバイス

垣根を設けず、幅広い不動産知識を学ぶ

ランドネット　営業部長 平間氏

不動産営業が取り扱う商材には、投資用ワンルームマンション・賃貸・戸建て・リフォームやリノベーションといったさまざまな種類があります。
企業によってはワンルームマンション投資特化など専門性を打ち出していることもありますが、ランドネットでは不動産の分野に対して垣根を設けず、広く学ぶことを推奨しています。
過去には、道路に接しておらず再建築が不可能な築古戸建てを購入し、賃貸住宅にリフォームしたという事例があります。この物件は、買い手がつきにくい条件であるにもかかわらず入居者を獲得し、新たな買主に販売できました。
多種多様な不動産を取り扱うことができ、さらにはリスクを恐れず新しいことにも挑戦し、学び続けることができる。こうした環境が、稼げる不動産営業の育成につながります。