数字で見る不動産営業の年収例

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不動産業界で働きたい、不動産営業として稼ぎたいと考えている人にとって、気になるポイントのひとつが年収でしょう。ここでは、不動産営業職の一般的な年収と、当サイト監修のランドネットの年収データをご紹介していきます。

監修

株式会社ランドネット

ただ「稼げる」では終わらない
自己実現ができる不動産営業の育成を目指す

株式会社ランドネットは中古不動産の買取販売、買取り後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理を主な事業とする、東証スタンダード市場に上場している不動産会社です(2021年7月21日上場)。
まったくの未経験者でも不動産営業として活躍できる土壌を提供しながら「稼げる」以上の、そして将来にわたる自己実現を社員全員が達成できる体制を構築しています。

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不動産業界の平均年収

求人検索エンジンである求人ボックスの調査によると、不動産営業の平均年収は約427万円（2024年4月30日時点）。正社員における給料分布でもっともボリュームが大きいのは、339～434万円となっています。

ちなみに、国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円（2022年時点）。平均年収だけで比較すると、不動産営業の年収は他業種よりも低いというのが現状なのです。

このデータだけを見ると、「不動産営業で稼ぐのは難しい」と思われるかもしれません。しかし、不動産会社によっては営業マンの平均年収が850万円以上、在籍5年以上の社員に至っては年収1,000万円オーバーという企業もあるのです。入社する企業選びはもちろん、働き方次第で不動産営業は稼げる仕事である、これもまた事実であるということを押さえておきましょう。

他業界の営業職と比較した場合

不動産営業は他業界と比較しても、収入の大きさが特徴的です。営業職の中でも「歩合制」が多く、成約件数や金額に応じたインセンティブが高額になることが魅力の一つ。例えば、同じ営業でも、商品単価が比較的低い自動車や保険業界と異なり、不動産は数千万円から数億円に達する高額商品を扱います。そのため、1件の成約で得られる報酬が非常に大きいのが強みです。

また、不動産業界は年功序列ではなく、若手でも実績次第で高収入が可能な点が特徴です。他業界では、年収が年齢や勤続年数に比例する傾向が強い一方で、不動産営業では実力が報酬に直結します。20代でも1,000万円以上の年収を得ることが可能で、他業界に比べて早期にキャリアアップできるのも大きな魅力です。

不動産営業の主な種類

不動産仲介営業

不動産仲介は、物件を売りたい人と買いたい人、または貸したい人と借りたい人を結びつける仕事です。その役割を担うのが不動産仲介営業で、業務は売買仲介と賃貸仲介の2種類に大別されます。

売買仲介では、土地や住宅、マンション、倉庫、工場、ビルなど多岐にわたる物件を扱い、購入希望者の要望に沿った物件を紹介して契約を目指します。不動産会社によっては特定のジャンルに特化している場合もあります。また、売主と買主の条件をすり合わせ、さまざまな手続きを代行するのが主な業務です。

賃貸仲介では、貸主と借主をつなぎ、契約までをサポートします。借主の希望に合った物件を探すことはもちろん、貸主が安心して契約を進められるような借主を紹介することも重要な業務です。

投資用不動産営業

投資用不動産営業は、資産運用を目的とした物件を扱う仕事です。対象となる物件は新築分譲マンション、一棟マンション、アパート、土地、中古物件など多岐にわたります。これらの物件を投資家に向けて販売し、収益性や物件の魅力を伝えることで契約を獲得するのが主な業務です。

投資用不動産は収益を上げることを目的とするため、立地や設備、デザイン性が重視されます。営業活動では電話営業が一般的で、用意された顧客リストを活用し、顧客とのアポイント取得から商談、契約締結までを行います。

住宅営業

住宅営業は、住宅を購入する人の要望に応じて最適な物件を提案する仕事です。見込み客を獲得し、ライフスタイルや予算をヒアリングしたうえで提案から契約締結をサポートします。

取り扱う住宅は主に注文住宅、建売住宅、住宅リフォームの3種類です。注文住宅ではフルオーダーまたはセミオーダー形式で顧客のニーズに応じた提案を行います。一方、建売住宅は完成済みの建物と土地をセットで販売する形態が一般的で、モデルルームでの案内や相談も業務に含まれます。

賃貸営業

賃貸営業は、物件の貸主と借主を結びつける仲介業務と、貸主から依頼を受けて物件を維持・管理する管理業務に分かれます。

仲介業務では、貸主から依頼を受けて入居者を募る元付業者と、借主から依頼を受けて物件を紹介する客付業者の2つに分類されます。いずれもネットやチラシなどを活用し、顧客に物件を提案することが主な業務です。

管理業務では、入居者募集、家賃回収、物件のメンテナンス、入退去手続きなど、物件管理全般を担当します。また、設備改修や適正な家賃設定のアドバイスを行うこともあります。

リフォーム・リノベーション営業

リフォーム営業は、顧客のリフォーム希望に基づき契約を取り、工事の段取りやアフターフォローまでを担当する仕事です。顧客との打ち合わせ後に見積もりを提示し、契約締結後は工事業者との調整や進行管理を行います。

リノベーション営業では、リノベーション対象の中古物件を仕入れ、デザインや間取りを企画したうえでリノベーションを実施し、完成した物件を販売するスタイルもあります。

土地仕入営業

土地仕入営業は、マンションや建売住宅を建設するための土地や物件を仕入れる仕事です。顧客は主に法人で、個人を相手に取引することはほとんどありません。

仕入れる土地は立地や条件が良いものが求められ、情報収集や現地調査を経て契約を締結します。一部のケースでは、仕入れた土地を活用して建物を販売するためのプロデュース業務を行うこともあります。

不動産営業で高年収を目指すには

不動産営業で高年収を目指すためのポイントはいくつかあります。まず、重要なのは「高額物件を扱うこと」です。賃貸物件の仲介よりも、売買仲介や投資用不動産を扱う方が、1件当たりのインセンティブが大きくなります。特に、投資用不動産や富裕層を対象とした不動産営業は、高額物件が多いため、1件で得られる報酬が他の営業と比べても圧倒的です。

次に、適切な会社選びも大切です。インセンティブ制度がしっかりしている会社を選ぶことで、成果に応じた報酬を得やすくなります。会社によってはインセンティブの割合が大きく、短期間で年収1,000万円を達成できる可能性があります。

参考：ランドネットの年収

不動産の売却・購入・投資・賃貸管理・リフォームという、5つの事業を中心に展開しているランドネット。ランドネットにおける在籍2～3年目の営業マンの平均年収は800万円、平均年齢も27.5歳と、社歴や年齢に関係なく、実力や成果がしっかりと報酬に反映されるシステムを採用しています。さらに、在籍5年以上の平均年収は1,269万円と、平均年収を大幅に上回っています。

ちなみに、ランドネットが公開している不動産コンサルタントの平均年収は以下の通りです。

• 在籍1年～2年未満：609万4,114円
• 在籍2年～3年未満：798万5,169円
• 在籍3年～4年未満：868万6,811円
• 在籍4年～5年未満：890万9,912円
• 在籍5年以上：1,269万6,202円

転職した社員の前職平均年収は395万4,848円となっているため、ほとんどの社員が年収アップを実現していると言えます。

ランドネットで稼げる仕組み

ランドネットの営業マン304人中、不動産業界の未経験者は約9割。しかし、完全な未経験からでも不動産営業として稼ぐことができる、そんなシステムをランドネットでは確立しています。

未経験からでも稼げる独自の営業ツール

ランドネットでは、独自に開発した営業ツール「Real estate Cloud Platform（リアルエステートクラウドプラットフォーム）を導入しています。すべての営業活動をツールひとつで完結できるため、高い生産性を維持しながら稼ぐことが可能となるのです。その機能は以下の通り。

自動発信機能

ツールには築年数・エリアといった、アプローチしたい物件の条件がリスト化されています。リストを自身で選択したあとは、自動発信機能を押すだけでOKです。

商談データ記録機能

すべての商談データが記録されているため、トッププレイヤーの営業を新入社員でも自由に学習することが可能。営業についてのノウハウを学ぶことができ、未経験者でもスピーディーな成長が期待できるようになります。

仕入れから引き渡しまですべてをフォロー

物件の仕入れ、物件情報の登録・公開、購入希望者への提案・契約、決済・引き渡し準備といった、不動産取引の一連の流れをツールが一貫してフォローしてくれます。

稼げるだけじゃない！キャリアも築ける理由

不動産営業として稼いでいる人ほど、目先の収入にとらわれることなく、先を見据えた自己実現に力を入れているものです。

一般的な不動産会社の場合、取り扱えるエリアや物件の種類が限られてしまい、不動産営業としての経験や幅が狭くなりやすいという傾向があります。しかし、ランドネットの場合はツールの活用により、全国のすべての種類の物件を扱うことが可能。その取扱件数は750万件以上にのぼり、転勤なしで幅広い経験ができるのです。

また、単独プレーになりがちな不動産営業ですが、ランドネットではチームでも稼ぐ体制ができあがっています。新入社員には育成担当の先輩が付き、丁寧に指導。さらに独自の営業ツールを使って業務を進められるため、入社後1～3年で年収1,000万円も夢ではなくなるのです。

成長し続ける不動産会社ランドネットが考える
「稼げる不動産会社」とは

現役不動産営業からのアドバイス

「誰もが稼げる体制」を会社全体でつくりあげる

ランドネット　営業部長 平間氏

基本的に実力主義の世界である不動産営業。収入を上げるためには成果を出す必要があります。しかしながら、個人個人の能力に依存した営業体制を敷いている企業では、理想の収入を得られる人間はほんの一握りです。
不動産営業が成果を出すために最も必要なのは「過去の売買データ」です。どのようなタイミングで営業を掛けるのか、その物件をいくらで売買するのかなど、すべての答えは過去のデータにあります。ランドネットのように過去のデータを収集・分析し、自由に活用できる環境さえあれば、誰であっても一定の成果を上げることが可能であり、対価として自然と収入がアップします。
また、誰もが稼げる体制が確立しているからこそ、社員が競い合うのではなく、助け合う環境が自然と構築されていることが、社員の平均年収が高いという結果に繋がっているのでしょう。